むちうちに関して弁護士をお探しの方へ
むちうちの定義
交通事故の被害に遭われた方の中には,追突等による衝撃で,頚部が前後に鞭のようにしなった結果,長期にわたって頚部(首)に痛みを抱える方がいらっしゃいます。
このような症状を一般的にむちうちといいますが,むちうちという正式な傷病名はなく,「頚椎捻挫」,「頚部挫傷」,「外傷性頚部症候群」等の総称を示します。
むちうちの慰謝料
交通事故事件は,裁判例が多数集積されている分野のひとつであるため,慰謝料の金額に関する目安表があります。
例えば,具体的には,「赤い本」の「別表Ⅱ」がそれにあたります。
「赤い本」とは,日弁連交通事故相談センター東京支部が出版している「民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準」をいいます。
「別表Ⅱ」とは,赤い本に掲載されている他覚的所見のないむちうちに関する慰謝料の金額に関する目安表をいいます。
入通院慰謝料は,入院期間と通院期間に応じて算定されます。
例えば,他覚的所見のないむちうちで3か月通院した場合は53万円,6か月通院した場合は89万円となります。
交渉段階での解決を求めるのであれば,相互に譲歩が要求されますので,かかる金額の80%から90%の間でまとまることも多いです。
むちうちと弁護士法人心の示談金チェックサービス
赤い本の別表Ⅱを基準として交渉するには,相手方に対して裁判を見据えて交渉する意思を示すために,弁護士に依頼をする必要があることが多いです。
弁護士法人心では,保険会社から提示された示談金額が適正であるか否かを弁護士が無料で診断する示談金チェックサービスも実施しております。
弁護士費用特約にご加入されていない方にとっては,弁護士費用がどの程度かかるか心配ということも多いと思います。
示談金チェックサービスをご活用いただければ,弁護士費用も考慮した上で,弁護士に依頼する方が良いか否かを弁護士から回答させていただきます。
メールやFAXにて保険会社から提示された示談金額をお送りいただければ,弁護士が検討の上,弁護士からお電話にて回答させていただきます。